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真っ赤なお鼻の~トナカイさんは~というメロディーを誰でも一度は聞いたことがありますよね。

 

そんな、真っ赤なお鼻のトナカイさんの歌詞ですが、あるきっかけが元になっているって知っていましたが?ある家庭の感動的な深イイ話が元になっています。

 

そこで今回は、真っ赤なお鼻のトナカイさんの歌詞の元になったエピソードを紹介していきますね。

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真っ赤なお鼻のトナカイさんは、一つの家族の愛から生まれた

真っ赤なお鼻のトナカイさんという曲は、元々「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」という一冊の本をモデルにして作詞・作曲されたものです。

 

そして、その本は実在したある一つの家庭から作られました。その本が作られるようになったきっかけが、とても感動的なお話だったので紹介していきますね。

 

どうして私のママは、みんなと違うの?

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アメリカのシカゴに住んでいたロバートは、妻のエヴリンそして4歳の娘のバーバラの3人で暮らしていました。

 

貧しいながらも3人で楽しく暮らしていましたが、突然一家に悲劇が襲います。妻のエヴリンが、ガンに倒れてしまったのです。

 

ロバートの少ない給料も、エヴリンの薬代や治療費に消えていき、生活はさらに苦しいものへとなっていきました。

 

しかも、この当時アメリカでは1929年10月に起こった株価大暴落(ブラック・マンデー)という金融恐慌のせいで不景気だったということもあり、ロバートを金銭的に助けてくれる人はいませんでした。

 

エヴリンは回復の見込みはなく、景気も回復せず、どんどん生活が苦しくなっていく中で、娘のバーバラは父のロバートに一つの質問をしました。

 

「どうして私のママは、みんなと違うの?」

 

ロバートはこの娘の言葉を聞き、がく然としてしまいました。ただでさえ生活が苦しく、4歳という幼い娘に、病床の母に甘えさせることもできません。

 

それなのに、「みんなと違う」という一言は、ロバートが体が弱く小柄でいじめられ、貧しく進学することができなかった過去を思い出させ、いっそうロバートを辛くさせました。

 

ロバートは、幼い頃に「みんなと違う」といじめられて辛く悲しかった日々の自分と、娘のバーバラが「私のママは、みんなと違う」と悲しむ娘を重ね合わせ、なんとか娘を楽しませることはできないかと考えました。

 

ちょうどクリスマスの時期だったので、ロバートはクリスマスにちなんだサンタクロースやトナカイの楽しいお話をできないかと考え、質問してきたバーバラに即興で物語を語り始めたのです。

 

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みんなと違う真っ赤なお鼻のトナカイさん

あるところに、ルドルフという名前のトナカイがいました。

 

ルドルフは、生まれつきの真っ赤なお鼻のせいで、いつもみんなにばかにされていました。ルドルフは、「どうして、僕だけみんなと違うんだろう…。」といつも悲しんでいました。

 

ところが、あるクリスマス・イブのこと。8頭のトナカイとともにサンタクロースが、世界中の子供達の元へ出発しようとしたとき、突然深い霧が立ち込めてきたのです。

 

「こんなに暗い中では、えんとつを探すことができない…」サンタクロースは、出発できずに困り果ててしまいました。

 

その時、サンタとトナカイを見に来ていたギャラリーが何やら騒ぎ始めました。注目を浴びていたのは、ルドルフでした。ルドルフの真っ赤なお鼻がピカピカと光っていたからです。

 

「これだ!」と思ったサンタクロースがルドルフに近づいていきますが、真っ赤なお鼻をバカにされたと思ったルドルフは、悲しくて泣いていました。

 

そこで、サンタクロースは、ルドルフに近づいてお願いしました。「君はみんなとは違う。でも、君のピカピカ光る真っ赤なお鼻は、暗い夜道を照らすことができる。みんなの役に立つんだよ!」

 

その夜、ルドルフは8匹のトナカイの先頭に立ち、無事に世界中の子供たちのところへプレゼントが届けられました。これがきっかけとなって、ルドルフはみんなが憧れる人気のトナカイになったのです。

 

ルドルフにとって、みんなと違う真っ赤なお鼻はひどいコンプレックスでしたが、この赤鼻のおかげで世界中の人気者になれました。

 

それ以降も、ルドルフは9頭のトナカイの中で先頭でソリを引き、世界中の子供達に夢を届けるお手伝いをしているそうです。

 

娘への朗読は、やがて世界中で愛されるようになった

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娘のバーバラのお願いで、毎晩のようにこのお話をするようになったロバートは、このお話を本にまとめて、娘と妻にクリスマスプレゼントとして送ろうと考えました。

 

ロバートはプレゼントを買うお金がなかったので、その分心を込めて作っていましたが、完成を前にして妻のエヴリンはこの世を去ってしまったのです。

 

悲しみに暮れたロバートでしたが、娘のためを思って本を完成させました。

 

その後、ロバートが働いていた会社のパーティーでこのお話を朗読すると、会場から割れんばかりの拍手が起こりました。ロバートの会社から240万冊もの本が無料で配られ、その後世界中で大ヒットしました。

 

しばらくしてから、ロバートの義兄弟によって作られたのが、真っ赤なお鼻のトナカイさんの曲だったのです。

 

まとめ

日本でも、誰もが聞いたことのある真っ赤なお鼻のトナカイさんですが、こんなにも感動的なお話が元になっているとは全く想像もできませんでした。

 

確かに、なんでトナカイが真っ赤なお鼻をしているんだろう?と思ったことはありましたが、「みんなと違う」というコンプレックスを題材にしていたんですね。

 

コンプレックスは、誰でも何かは抱えているものだと思いますが、この真っ赤なお鼻のトナカイさんのお話から、「どんなコンプレックスでも見方を変えると、素晴らしいアピールポイントになる」という深い話でもあると思います。

 

クリスマスの日になんとなく、口ずさんでしまう曲ですが、クリスマスの日にお子さんなどにこのお話を朗読すると、いいかもしれませんね。

 

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